タレントのマツコ・デラックスさんが10月6日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』内で見た目いじりについて言及しました。

番組内で人の見た目をいじることに関する話になり、マツコさんは「仲のいいハゲてる人に、ちょっとネタがなくなると、すぐハゲイジりしちゃったりするのよ」と切り出し、友人の見た目をついいじってしまうと告白。

番組内で人の見た目をいじることに関する話になり、マツコさんは「仲のいいハゲてる人に、ちょっとネタがなくなると、すぐハゲイジりしちゃったりするのよ」と切り出し、友人の見た目をついいじってしまうと告白。
ただイジったあと「あっ!いけないことをしてしまった!」と後悔してしまうのだとか。なぜなら、相手は友人であってもマツコさんのふくよかな体などの「見た目」をいじることがないからだそうです。
でっかいね、小さいね、ハゲてるね…悪気はなくても、話のネタに見た目をいじってしまうことってありますよね。マツコさんも同じような感覚だったのかなと思います。
マツコさんの話に有吉さんは「まぁ、デブとハゲともう1個ぐらいはジャンケンみたいなもんだよね。持ちつ持たれつというか」と独自の見解を示しました。
マツコ・デラックス「デブとかブスで食べてる」

マツコさんは続けて、「そういうのすごいデリケートになってきてさ、デブイジりとかテレビとかだとされなくなっちゃったじゃない」と言い、自分へのいじりは問題ないと話しました。
さらに、マツコさんの容姿をいじっている人に対しても「あと皆さん、アタシのデブをイジってる人がいてもその人を責めないで」「人を見て判断してほしい」とも。
有吉さんは「我々の個性だからね、それは」と返答。マツコさんも「デブとかブスで食べてるんだもん」と納得の表情でした。
いまは世界的に容姿いじりはダメという風潮に包まれていますが、マツコさんは「誰もいじらなくなるとさ、ただ巨大なだけ…。とてもおかしな状態になってるのよ」と話しました。
多様性の時代、色々な人の考えを受け入れることを求められるため、マツコさんのように容姿いじりOKの人もいれば、いじって欲しくないという人もいます。
マツコさんはこうした同じ問題に対する意見の違いについて意思表示カードを導入してはどうかとアイデアを提案。ただ最終的には「あんまり言いすぎるとね、イジメ助長してるとか言われちゃうのでね」と複雑な表情を浮かべていました。
容姿いじりが難しいと言われる現代。デブだけでなく、ハゲもいじりも難しくなっています。多様性を受け入れるのであれば、ハゲも楽しく受け入れられる時代が来るといいですよね。