人権先進国フランスで、我々ハゲの人権向上につながる法案が下院を通過したとの情報が入ってきました。
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この法案は、毛髪の色や長さ、質感、薄毛などによって、雇用が見送られたり、上司が髪型を直してくるよう指示を出すことは不当であるとしたもの。
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黒人女性が会社の面接前に髪の毛をストレートにしなければならないことや、生まれもった赤毛、そして我々薄毛族も差別の犠牲者であると認定されたのです。

つまり「ハゲルヤ」で過去に紹介した「ハゲとは一緒に仕事をしたくない」だとか、



「薄毛は採用面接で不利になる」なんてのは完全にNG。



フランスではすでに、年齢や性別など25種類の職場内差別項目が法律に示されていますが、そこに髪型に関する項目が追加されました。

我々だってハゲたくてハゲているわけではありません。守られるべき人権が守られる時代がやってきたのです。

では、日本ではどうなっているのでしょうか。

高校野球で進む「脱丸坊主」

日本高校野球連盟などが2023年6月に発表した、3818の加盟校を対象にした実態調査によると、部員の髪形を丸刈りと決めている学校は5年前の調査から2000校以上減少し、約4分の3に。
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ただし、スポーツ刈りや長髪を認める学校が増える一方、事実上は丸刈りがルール化されているという野球部も存在しました。

また兵庫県立高で2月、黒人文化をルーツとする髪形の男子生徒が卒業式で2階席に隔離された例を受け、差別禁止を訴える約3万7千人分の署名が文部科学省に提出されたこともニュースになっています。

時代が変わっていく中、髪型ひとつで差別するだなんて「不適切にもほどがある!」と思いませんか?

頭髪差別禁止法「クラウン法」

今回のフランスの法案は、アメリカ・カリフォルニアで2019年制定された頭髪差別禁止法「クラウン法」からインスピレーションを受けたとのこと。

ヘアスタイルを理由にした差別を禁止して、個人の固有の文化的特性とアイデンティティを保護するために導入されたクラウン法は、ニューヨークやニュージャージー、テキサスなどでも施行されています。



皆さんご存知ないかもしれませんが、我々ハゲにも人権があるんです。日本でもハゲが守られる未来が来ると信じて生きていきましょう!

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