昭和生まれの男子の多くが一度はしたことがあるであろうヘアスタイル「スポーツ刈り」。
平成生まれ、令和生まれの人はもしかすると馴染のないヘアスタイルかもしれませんが、我々の頃は、学生は黙ってスポーツ刈り、とう風潮があったのです。(ありましたよね?)
パッと見は坊主頭とほぼ変わりませんが、なぜかスポーツ刈りという和洋折衷なネーミングがついています。
坊主とスポーツ刈り、どのような違いがあるのでしょうか?美容師に尋ねてみました。
坊主とスポーツ刈り、その違いはズバリ…
坊主はお坊さんのように髪型を丸く刈ること。別名はスキンヘッドになるそうです。スキンヘッド=無毛と思っていましたが、美容師業界的には坊主と同じ意味だったんですね。
一方、スポーツ刈りはサイドや後頭部を刈り上げつつ、前髪を残すスタイルなのだとか。スポーツという名称の由来は、前髪があると汗が直接額にかからないため、運動部の学生などから人気だったことだそうです。機能的な意味があったんですね。
美容室で坊主やスポーツ刈りを頼んでもいいそうですが、美容室は理容室と違い、カミソリを使った施術ができません。髪型やそれに合わせてヒゲを整える際に、カミソリを使用したい方は理容室がオススメですね。
前髪がなくなったら、もうスポーツ刈りはできなくなるということは覚えておきたいです。
前髪がなくなったら、もうスポーツ刈りはできなくなるということは覚えておきたいです。
坊主とスキンヘッドの違いは?
さきほどの美容師の解説によると、坊主=スキンヘッドということでしたが、英語の視点から調べてみました。
英語にすると、スキンヘッド=Skin head、坊主=Shaved headになります。
Skin headは文字通り、頭をSkin=肌のようにツルツルにするという意味になりますね。
一方、Shaved headは、Shaveが「剃る」を意味しており、これはバリカンなどで髪の毛全体を短く整えることを意味しています。
注意したいのは「Skin head」にはギャングなどの危ない人、不良、差別主義者などの意味が含まれているため、坊主頭は「Shaved head」、ハゲは「bald」を使うようにしましょう。
注意したいのは「Skin head」にはギャングなどの危ない人、不良、差別主義者などの意味が含まれているため、坊主頭は「Shaved head」、ハゲは「bald」を使うようにしましょう。
ちなみにスポーツ刈りは英語で「Buzz cut」と言うそうです。スポーツ刈りというネーミングよりかっこいいですよね。
Buzzは、バリカンが駆動する際の「ぶーん」というモーター音が由来。バリカンを用いたヘアスタイルなんですね。
坊主とスポーツ刈りの違い、わかりましたか?
ハゲルヤで育毛情報を学んで、色々な髪型にチャレンジしてみたいものですね。