スカルプDをはじめ、予防医学を取り入れたアンチエイジングを行うアンファー株式会社が毎年恒例「薄毛の境界線」調査の2024年版を発表しました。

「薄毛の境界線」は、2017年から続く、ハゲ業界ではおなじみの調査で、毎年全都道府県各100人、合計4,700人(男女比50:50、20歳代~60歳代各10人)を対象に行われる頭髪事情に関する調査のこと。

ハゲルヤでも毎年報告していますが、今回は2024年度の結果を発表いたします。

2024年度 薄毛の境界線は?


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あらためて薄毛の境界線の定義ですが、この調査では、おでこの広さ(眉毛の上から生え際まで)4cm~8cmの選択肢(上のイラスト)の中から、4cm・5cmと回答した人を「厳しい」、7cm・8cmと回答した人を「寛容」とし、薄毛と感じる認定ライン「薄毛の境界線」について質問しています。
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2024年の調査で薄毛と感じるおでこの広さの境界線は6cmという結果になりました。

興味深いのは、すべての回答から薄毛の境界線の平均値は6.08cmとなり、前年比-0.02cm、一昨年比-0.1cmと2年連続で減少。

日本は薄毛に対して年々厳しくなってきているということがわかります。

ハゲに厳しい世代は?

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年代別のデータも発表されています。結果をみると20代の平均値は5.9cmとハゲに対して最も厳しい世代であることが明らかになりました。

要因としてSNSが普及し、自分の見た目を気にするだけでなく、美容意識の高い男性の増加が影響していると考えられます。見た目に気を遣う男性が増えるほど、ハゲには厳しい傾向にあるようです。

また、男女別で見ると、同じ20代でも薄毛の境界線で男性5.79cm、女性6.09cmと女性の方がハゲに寛容であることも分かりました。

これまでハゲルヤでも「女性はハゲをそこまで気にしていない。むしろ清潔感が大切」と主張してきましたが、立証されたのではないでしょうか。

薄毛に厳しい都市・愛知県

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都道府県別の調査結果をみると、薄毛の境界線の平均値が最も短いのは愛知県(5.97cm)でした。派手好きが多いという愛知の県民性から、見た目を気にする人が多いのではないでしょうか。派手好きでもハゲ好きではなかったようです。

一方、ハゲに最も優しいのは長野県(6.27cm)でした。長野県は健康長寿の県でもあるため、外見よりも内面の美しさを重視するのかもしれません。

トップ10にランクインした都道府県は6位の東京都以外、すべて東京よりも西の地方。関東、東北は比較的ハゲに慣用な地域性があるようです。

ハゲに不寛容な社会へ

今回の薄毛の境界線の調査結果から、ハゲへの視線は年々厳しくなっていることが浮き彫りとなりました。

裏を返せば、ハゲを気にして若いうちから対策を講じる若者が増えているのかもしれません。

調査が毎年どう変化していくのか、ハゲルヤ編集部はこれからも薄毛の境界線調査を見守ります。

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