ハゲルヤ読者のみなさんに朗報です。
これまでハゲルヤではいくつものハゲ治療法について紹介してきましたが、最新のハゲ治療法がイギリスから飛び込んできました。
なんと、男性の増毛に劇的なまでに効果を発揮し、副作用もない治療法が見つかったというのです!
なんと、男性の増毛に劇的なまでに効果を発揮し、副作用もない治療法が見つかったというのです!
ここまでうまい話だと疑いたくなりますが、話題の成分は「2-デオキシ-D-リボース(2dDR)」という人体でも自然に生成される「糖」。
英国シェフィールド大学をはじめとするチームが、マウスを使って傷の治療法を研究していたところ、傷の周りの毛が、よく伸びることに気がついたのだといいます。
研究チームによる偶然の発見
英国シェフィールド大学は8年かけて、糖が新しい血管の形成を促進して傷の治癒をサポートする仕組みを研究してきました。その結果、天然の糖である2-デオキシ-D-リボース(2dDR)に育毛の効果が期待できることを発見してしまったのです。
この研究では、男性ホルモンでハゲさせたマウスに対して、2dDR糖を使い、ミノキシジルを使用したマウスや何も使用していないマウスと比較する実験を行いました。
このマウスは血管が増加していたほか、毛包が長く高密度になっており、成長期にある毛の量が増えていたことも明らかになっています。
英国シェフィールド大学によると、2dDR糖は血管内皮成長因子を増加させるため、毛髪の成長が促されると分析。血流がよくなるということですね。
英国シェフィールド大学のシーラ・マクニール教授は次のように語っています。
私たちの研究は初期段階のものですが、結果は有望でさらなる検証を続けていく予定です。男性の自尊心と自信を回復させるまた新たな治療法になるかもしれません(マクニール教授)
今後、2dDR糖の発毛メカニズムの解明や、実際に人間にも効果があるかどうかを調査・研究する必要はあるものの、2dDR糖の発毛効果は、ハゲ治療だけでなく、抗がん剤による脱毛にも有望だと期待されています。
もちろん、ハゲ治療の効果は100%期待できるものではありませんが、2dDR糖が我々の救世主になる日も遠くないのかもしれません。