このハゲた人物が誰なのか、ご存じでしょうか?
髪型が似ていますが、元中日の和田選手ではございません。むしろ元巨人の槇原投手に見えてきました。
TVCMでおなじみの「にしたんクリニック」社長
答えは、郷ひろみさんと3時のヒロインが出演するCMでおなじみ、にしたんクリニックなどを手掛ける、
エクスコムグローバル株式会社、代表取締役社長、西村誠司氏、54歳。個人資産は、なんと300億円!
有り余る財力で渋谷区に30億円の豪邸を建てた、いま注目の実業家なんです。資産額4兆2000億円の孫正義氏には及ばないものの、ハゲ界注目の存在であることは間違いありません。
しかも、にしたんクリニックのメニューにはAGA治療もあるのに、ご自身は決して治療しない。
これぞ「ハゲの美学」だと思いませんか。
バカリズムさんの冠番組『私のバカせまい史(フジテレビ系列)』では、西村誠司氏の30億円豪邸と、生い立ちなどが紹介されていました。
金の滑り台にピンクのプール
土地代が17億円、建物と植栽代が13億円だという渋谷の豪邸。
そして庭には、3000万円のオリーブの木。
さらに、4000万円のパラボラッチョの木。パラボラッチョは、スペイン語で「酔っ払いの木」を意味するそうです。
2本の木だけで7000万円と聞いて目がくらみそうですが、まだまだ続きます。
屋上にはピンクに光るインフィニティープール。
鳥の横顔にも見えなくない、金の滑り台。
滑り台も金なら、エレベーターも金。
風水的には、金運を左右するともいわれるトイレは、最高級便座71万7000円なり。
高級すぎて出しにくいわ!
高級すぎて出しにくいわ!
ちなみに、車は8000万円の紫色のロールスロイス。
車内には、プラネタリウム。
どうですか、みなさん、これが一代で個人資産300億円まで登り詰めた男の生活です。腹が立つ気持ちもわかりますが、少し抑えてください。実は西村社長、意外にも苦労人だったというのです。
中学生から新聞配達のバイト
西村社長の実家は小さな焼き鳥店。生活保護を受けていたといいます。
そんな西村少年は、中学生になると新聞配達のバイトを始め、毎朝4時半起きの生活。
その後も、とんかつ店のホール、単発の現場バイト、葬儀社など大学卒業までの10年間アルバイトを続けました。
1995年、25歳で起業し、海外用レンタル携帯電話事業を開始。2012年には「イモトのWifi」で大きく飛躍し、さらにコロナ禍にはPCR検査をいち早く手がけ、にしたんクリニックを大きく成長させました。
アルバイトから大きな学びを得て、今に至るという西村社長。企業のキッカケは、大学時代に読んだ1冊の本『ケインとアベル』だったそうです。
ただ、中学時代は3年間で2人、高校時代も3年間で2人の彼女がいたそうで……モテるんかい!
大金持ちになって庭に7000万円の木を植えても髪の毛は植えない。決して「偽らない」西村社長の生き方を尊敬いたします。