2024年5月に糖尿病の影響による感染症が悪化し、右腕を切断した元プロ野球選手の佐野慈紀さん。手術の翌々日には、
左投げでぴっかり投法をやります。
と、新たな目標を語り、利き手を失ってもなお変わらぬ明るい姿を見せてくれました。
そして、手術から半年が経過した、11月14日。
左で初投げ
— 佐野 慈紀 (@shigekisano) November 14, 2024
まずは第一歩やね。 pic.twitter.com/wdzc3HobHS
左手で初投げした様子を「X」に投稿。
有言実行の男、佐野慈紀! 初投げの飛距離は約10メートルほどだったといいますが、
やっぱり野球は楽しい!もっと投げれるようになったら次は帽子を飛ばす練習しないとね!始球式に向けてコツコツとやっていきます。
いつか始球式に登板するという新たな目標を掲げました。
ただただハゲているだけの己を恥じるほどの、佐野さんのポジティブさ、そしてあきらめない気持ち。ハゲはもちろん、多くの非ハゲのみなさんも勇気をもらったことでしょう。
しかし、この初投げから約1週間後、佐野さんをハプニングが襲いました。
ぎっくり腰!?~再入院へ
佐野さんが大きなくしゃみを2回すると腰に激痛。ぎっくり腰かと思いきや、病院で検査をしてもらったところ、腰の細菌感染による炎症だったことが発覚! そのまま入院となりました。
これもまた糖尿病の影響だというのです。
糖尿病、おそろしすぎませんか。
現在、炎症の数値は下がってきて、リハビリも始まっているようですが、起き上がろうとすると激痛が走るといいます。
さらに、入院中少し血糖値が上がっているとのこと。佐野さんは、
食事はコントロールされているのし、痛みで食欲もあまりないのにね。血糖値のコントロールは難しいワシ、コントロールのいい投手なんやけどな。
と、ブログに綴りました。どんなときも、どんなときも、笑いを交えながら自らを鼓舞する佐野さん。ただただ頭が下がります。
こちらもよろしくお願いします https://t.co/PRfRr1Og1x
— 佐野 慈紀 (@shigekisano) November 10, 2024
今月12日には、ダンカンさんの野球イベントに出演する予定でしたが、残念ながら実現せず。
しかし、辛い闘病の様子を伝えるブログも、いつもの言葉で〆ていました。
糖尿病は恐ろしい健康第一みんなかがや毛〜
佐野慈紀さんが身をもって教えてくれている糖尿病の恐ろしさ、我々も胸に刻んで健康第一、頭皮第一で生きていきましょう。