こちら、ブランド品の買取や販売を行っている「ブランド王ロイヤル」の名物社長・森田勉氏、御年79歳。
森田社長は、30代の頃薄毛に悩んでいたというのです。しかも、薄い頭頂部を薄いコーヒー「アメリカン」に例えて「ミスターアメリカン」というあだ名で呼ばれていたのだとか。おしゃれすぎない?

そんな「ミスターアメリカン」こと、森田社長がいかにして薄毛を克服し、80歳を前に地毛でのリーゼントヘアを保つまでになったのか! くわしくお伝えします。
大学卒業~敏腕ホテルマンに
大学卒業後、ホテルオークラに就職。敏腕ホテルマンとしてバリバリ働いていたという若かりし頃の森田社長。
その後、現在のハイアットリージェンシー東京に異動し営業部に所属。
営業目標額の300%、500%は当たり前。時には1314%という数字を叩き出すほどだったといいます。
しかし、勝ち戦に犠牲はつきもの。30代半ばから薄毛に悩まされるようになりました。「ミスターアメリカン」時代の到来です。
脱サラ~不動産業~ブランド王へ
そんな最中、40歳で脱サラ。一念発起し宅建を取得し、不動産仲介業へ。年商60億円を達成するなど、ここでも成功を収めた森田社長は、高級ブランドに目を付けました。
そう「ブランド王ロイヤル」の誕生です。ここからメディアへの出演も増え、森田社長=「ブランド王」と呼ばれるようになります。
すると、なんてことでしょう。今度は髪の毛が生えてきたというではありませんか。「ミスターアメリカン」から急に濃い「ミスターエスプレッソ」への道が開けてきました。

「大豆イソフラボンとカプサイシンを一緒に摂ると発毛につながる』という研究論文を参考に、キムチを乗せた豆腐や納豆を毎日食べるようにしたり、洗いすぎと界面活性剤がよくないというので、洗髪は2日に1回、シャンプーではなく石鹸を使うように」
そういった努力の甲斐あってなのか、脱サラでストレスが軽減されたからなのか、富と髪を得た森田社長。
「伸びた髪を切るのが忍びない」という理由から、頭上にまっすぐ立てるようにし始めたとのこと。せっかく生えてきた髪を失いたくないという気持ちは我々薄毛族と一緒なんですね。

そんなある日、愛車のロールスロイスに乗ろうとしたら、頭頂部が天井にぶつかってしまったことから、今度は前に髪を固めるようになり、トレードマークのリーゼントヘアが生まれました。
80歳を前に、地毛のリーゼントを保ち続ける「ブランド王」にも「ミスターアメリカン」時代があったとは!
薄毛時代があったからこそ、髪を大切にし、それがリーゼントに繋がったなんてびっくりです。
我々も髪を大事にするので、もう一度生えてきてくれませんかね…。