トルコのイスタンブールで、植毛手術を受ける予定だった英国人男性が突然体調を崩し、命を落とすという痛ましい事故が起こってしまいました。

英紙ガーディアンが報じたところによると、死亡したのは英ミルトンキーンズ出身のマーティン・ラチマンさん(38)。
彼は2025年8月、同市ベシクタシュ地区にある「ドクター・シニック(Dr. Cinik)」という植毛専門クリニックを訪れ、約1,500ポンド(日本円でおよそ29万円)の施術を受ける予定だったそうです。
1度目の植毛を済ませていた

病院関係者の説明では、ラチマンさんは昨年同院で1度目の植毛を済ませており、今回は2回目の施術を目的に再来院。処置前には血液検査や胸部X線、心電図など必要な検査を実施し、麻酔科医も立ち会ったのですが異常は確認されなかったといいます。
ところが、手術が始まる前の準備段階で体調が急変。スタッフがただちに救命措置を行い、近隣の大学病院へ搬送したのですが、その日の夜に亡くなりました。
植毛手術との因果関係があるのか気になるところですよね。
クリニックは施術中の死亡を否定

警察当局は現在、死因や経緯を明らかにするための調査を進めており、遺体は解剖の後、英国へと送還。英国外務省の報道官も「現地で死亡した英国人男性の家族を支援しており、トルコ当局とも連携している」とコメント。
一部の現地報道では「施術中に死亡した」と伝えられていますが、クリニック側は声明を発表してこれを否定。「死亡は手術前に起きたもので、関連する診療記録はすでに司法当局に提出済み。調査中のため追加の説明は控える」と強調しました。
このクリニックはこれまでに延べ7万件以上の施術実績を掲げ、元イングランド代表のリオ・ファーディナンド、クロアチア代表イヴァン・ラキティッチ、フランス出身のジブリル・シセ、さらにはブラジル代表としてW杯を制したリバウドら、著名なサッカー選手を顧客として紹介してきた有名なクリニック。
むしろサッカー選手の植毛率の高さに驚かされるエピソードです。
むしろサッカー選手の植毛率の高さに驚かされるエピソードです。
なお、トルコは植毛分野で世界市場の約6割を占めるとされ、年間100万人以上の外国人患者が訪れる医療観光の拠点として急成長しています。
日本からもトルコで植毛手術を受ける方、これから受けようと考えている方も大勢います。今回、英国人男性の死因に植毛手術が関係していたのか。ハゲルヤ編集部としては続報を待ちたいと思います。
