「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」
「なぜ、あんなにすごい人が、わざわざ自虐する必要があるの?」
30年近く若者を指導し、近くで接してきた戸板女子短期大学服飾芸術科の安東徳子教授によると、

距離を縮めようと自虐ネタを披露したり、若者言葉を取り入れたりすることが、残念ながら逆効果になるケースがある、とのこと。

距離を縮めようと自虐ネタを披露したり、若者言葉を取り入れたりすることが、残念ながら逆効果になるケースがある、とのこと。
現在の若者にとって、薄毛の自虐は「めんどくさい」
笑いがとれるというよっぽどの自信がない限りは避けた方がいいようです。
上司の自虐に対する部下の反応
安東教授の教え子で、都内のホテル関連会社に勤める20代の女性も、上司の薄毛自虐ネタを「めんどくさい」と感じている若者の1人。
例えば、ホテルのアメニティ、シャンプーの話題になると、
「ほら、オレはシャンプー使わなくていいから分からないんだよね」

また、「〇〇課長と、△△課長って同期だったんですね」と聞くと「△△さんは髪ふさふさだから、同期に見えなかった?」
おじさん上司の自虐ネタに対して、昭和や平成の頃だったら「そんなことないですよ!」「若く見えますね」などとフォローしてくれたことでしょう。そして気を遣ってフォローした経験が、あなたにもありますよね?
しかし令和の若者は、適当に流すか完全スルー。「めんどくさい」存在でしかないと相手にされないこともあるというのです。
なぜ、めんどくさいのか!?
なぜ、若者がめんどくさいと感じるのか! それは、おじさん発言の根底にある「承認欲求」を見抜いているから!
「そんなことないですよ!」待ちの発言からは、おじさんの「承認欲求」が丸見え! 部下を巻き込んで「承認欲求」を満たす行為は「めんどくさい」でしかないと、、、心当たりがある方いらっしゃいますか?
「もうおじさんだからさ」と自分で言っておきながら「そんなことないですよ!」を待っているおじさん。耳が痛い方もいらっしゃるのでは!?
おじさんはおじさんのままで
自虐ネタを優しくフォローしてもらいたいなら、お金を払って夜のお店に行けばいい。部下にそれを求めないでほしい。
仕事ができる上司はそれだけで尊敬できるのだから、媚びずに堂々としていてほしい。そもそも若く見えたとしても、実年齢が変わるわけではない。別におじさんはおじさんのままでいいじゃない。

コスパやタイパ重視のZ世代にとって、おじさんの自虐ネタは「めんどくさい」ものでしかない。
おじさんは、おじさんのままでを心にとどめておきましょう。
若者に気を遣いすぎてストレスでハゲませんように!

